2025-11-04 : 妊婦さん(マタニティー)の整体,子供整体(高校生まで),産前から、腰痛、肩こり、姿勢、猫背、頭痛、首痛(首の筋ちがい),産後の不安、自律神経、リラックス調整,産後の首こり、産後肩こり、仕事を頑張る女性の首こり、肩こり、腰痛,産後整体(産後の骨盤矯正)骨盤などの痛み,頭蓋骨調整
最深部のコア機能から整える整体アプローチ
「くしゃみや咳をすると、思わず尿が漏れてしまう…」 「下腹部がポッコリして、体の内側が下がっている感覚がある…」 「産後、便秘や冷え性が急にひどくなった気がする…」
産後のお母様にとって、尿漏れや内臓機能の不調は、人には言いにくいものの、生活の質(QOL)を大きく低下させる深刻な問題です。これらの症状のほとんどは、「骨盤底筋(こつばんていきん)」という、体の最深部にある筋肉群の機能不全からきています。
骨盤底筋は、骨盤の底でハンモックのように臓器を支え、排泄をコントロールする、「身体の土台の中の土台」と言える非常に重要な役割を担っています。出産によるダメージでこの機能が低下すると、体の内側から歪みが生じ、姿勢や体型だけでなく、自律神経や代謝にまで影響を及ぼします。
当院の産後骨盤整体は、この骨盤底筋の機能回復に間接的にアプローチすることを目指しています。ボキボキしないソフトな手技で、骨盤底筋が働きやすい骨格の環境を整え、体の内側から自信を取り戻すためのサポートをいたします。
この記事では、骨盤底筋の機能不全がなぜ起こるのか、それが全身にもたらす影響、そして当院の整体がどのように機能回復をサポートするのかを詳しく解説します。
第1章:骨盤底筋とは?出産が与えるダメージの正体
骨盤底筋は、目に見えない場所にあるため意識されにくいですが、私たちの健康と姿勢に不可欠な役割を果たしています。
1-1. 骨盤底筋の構造と3つの重要な役割
骨盤底筋は、複数の筋肉や靭帯が層になって構成されており、以下の3つの主要な役割を担っています。
臓器のサポート(ハンモック機能): 膀胱、子宮、直腸などの内臓を下から支え、内臓下垂を防ぎます。
排泄のコントロール(括約筋機能): 尿道や肛門を締め、尿漏れや便失禁を防ぎます。
体幹の安定(コア機能の一部): 腹横筋、多裂筋、横隔膜と共にインナーユニット(コア)を形成し、体幹を安定させます。
1-2. 出産が骨盤底筋に与えるダメージ
骨盤底筋は、妊娠中の重い子宮の重さを約10ヶ月間支え続けた上に、分娩時に赤ちゃんが通過することで、大きく引き伸ばされ、時に損傷(筋繊維の断裂や神経の損傷)を受けます。
影響: このダメージにより、筋肉が緩み、力を入れるタイミングで適切に収縮させる「神経の連動性」が一時的に途絶えてしまいます。この状態が、尿漏れの直接的な原因となります。
1-3. 尿漏れ(腹圧性尿失禁)のメカニズム
咳やくしゃみ、笑うなど、お腹に力が入る(腹圧がかかる)時に尿が漏れるのは、骨盤底筋が十分に尿道を締められないために起こります。
問題点: この症状を放置すると、日常生活で腹圧をかけることを無意識に避けるようになり、腹横筋(インナーコルセット)を使う機会も減り、ますますコア機能が低下するという悪循環に陥ります。
第2章:骨盤底筋の機能不全が全身に及ぼす影響
骨盤底筋の緩みは、単なる排泄の問題に留まらず、全身の構造と機能に深刻な影響を与えます。
2-1. 内臓下垂と消化器系の不調
骨盤底筋が緩むと、内臓を支える力が弱まり、内臓が下に落ちる**「内臓下垂」**が起こりやすくなります。
影響: 内臓が本来あるべき位置から下がると、消化管(胃や腸)が圧迫されたり捻じれたりし、便秘や胃もたれ、食欲不振などの消化器系の不調を招きやすくなります。
2-2. 姿勢の崩れと自律神経の乱れ
骨盤底筋は、体幹の安定化に不可欠な筋肉です。これが機能しないと、体幹がグラつき、姿勢を保つために背中や腰のアウターマッスルが過剰に緊張します。
影響: 常に体が緊張している状態(猫背など)が続くと、胸郭が圧迫され、自律神経のバランスが乱れ、疲れやすさ、イライラ、睡眠の質の低下につながります。
2-3. 代謝の低下と痩せにくい体質
内臓下垂は、内臓の血液循環を悪化させ、冷え性の原因となります。また、コア機能が低下すると、体を支える深層筋が「サボり筋」となり、基礎代謝が低下します。
結果: 「食事量は変わらないのに痩せない」「冷え性で体脂肪が落ちにくい」といった、産後特有の痩せにくい体質が定着してしまいます。
第3章:整体による骨盤底筋回復のための環境整備
骨盤底筋は自発的なトレーニング(ケーゲル体操など)が必要ですが、「骨格の環境」が整っていなければ、そのトレーニング効果は半減してしまいます。当院の整体は、この環境整備を担います。
3-1. 骨盤底筋が機能しやすい「骨格の土台」作り
骨盤が歪んでいると、骨盤底筋は常にアンバランスに引き伸ばされた状態で収縮しなければなりません。これでは、力の入り方が非効率になります。
アプローチ: 優しい手技で骨盤(仙骨、寛骨)の傾きや左右差を最小限に整えます。骨格がニュートラルに近づくことで、骨盤底筋が最も効率よく力を発揮できる「理想的なスタート地点」を体に提供します。
3-2. 腹圧をコントロールする「横隔膜」の解放
コア機能(インナーユニット)は、横隔膜(呼吸筋)と骨盤底筋が対になって働きます。横隔膜が硬くなると、腹圧のコントロールが乱れ、骨盤底筋に負担がかかります。
アプローチ: 姿勢の調整を通じて、硬くなった胸郭や肋骨周りの柔軟性をサポートし、横隔膜が上下に大きく動ける環境を整えます。これにより、正しい呼吸による内側からのマッサージ効果を促します。
3-3. 関連筋(殿筋、内転筋)の緊張緩和
骨盤底筋の機能が低下すると、周囲の筋肉(お尻の筋肉や太ももの内側の筋肉)が代償的に硬くなり、骨盤を不自然に固定しようとします。
結果: これらの関連筋の緊張をソフトに緩和することで、骨盤底筋が自発的にリラックスし、その後のトレーニングで力を入れやすくなるようサポートします。
第4章:骨盤底筋と内臓機能回復へのロードマップ
産後の骨盤底筋の回復には、以下のステップが不可欠です。当院の整体はその土台固めを担います。
【整体フェーズ】骨格環境の整備(歪みの調整): 整体により骨盤の左右差を整え、骨盤底筋が無理なく収縮できる土台を作ります。
【トレーニングフェーズ】コアの再教育: 骨盤底筋、腹横筋、多裂筋、横隔膜といったインナーユニットの存在を脳に再認識させ、正しい使い方を学習します。
【生活習慣フェーズ】定着と強化: 姿勢の意識、排泄習慣の見直し、無理のない運動で機能強化を定着させます。
当院は、特にフェーズ1において、お客様の回復の質とスピードを高めることを目指します。ボキボキしない安全な施術で、体の内側から強く、美しい状態を取り戻すサポートをいたします。
産後の最深部の悩みも、整体で根本から変えられます
尿漏れや内臓の不調といった問題は、多くのお母様が抱える問題ですが、決して「年だから仕方ない」「産後だから諦める」ものではありません。それは、体の最深部の機能が回復を待っているサインです。
当院の産後骨盤整体は、優しく、機能的な体の土台からコンディションを整え、内側から引き締まった、健康的な体への回復を全力でサポートします。
ボキボキしない安全な施術で、あなたの自信と快適な日常生活を取り戻しましょう。
やす整骨院へのアクセス情報
当院は玉川駅すぐの場所にございます。
【駐車場のご案内】 大変恐縮ですが、当院には専用駐車場がございません。お車でお越しの際は、近隣の有料コインパーキングをご利用くださいますようお願い申し上げます。
ご予約はお電話またはウェブから: 06-6441-4919























〒553-0006大阪府大阪市福島区吉野2丁目3−5
yasuseitai1@gmail.com
06-6441-4919

